twitterでユーザーのツイート一覧を表示するプラグイン「WP Twitter Widget」

WordPressでTwitterのタイムラインを表示したいことが多々ありますが、Wordpressユーザーにtwitterユーザー情報を持たせた場合いちいちタイムラインに設定するのも手間だったりします。

実装方法

やり方としてはTwitter Developer Platformを見ると、ユーザー作成・削除のタイミングでList membersのcreate及びdestroyを呼ぶことでリアルタイムでタイムラインユーザーの追加と削除ができそうです。

メリットとしてはタイムラインのユーザーを変更するのみでいいのでリスト・ツイートの管理は行う必要がなくなります。

List members : https://developer.twitter.com/en/docs/twitter-api/v1/accounts-and-users/create-manage-lists/overview

しかし今回は、Wordpressからの定期実行を行い毎回該当ユーザーの最新ツイートを取得する実装でプラグインを作成してみました。

ツイートが常に最新でなくなる・Wordpressサーバーにてツイートデータの管理が必要になるなどのデメリットがある反面、後からTwitter提供のタイムラインでは行えないツイートの絞り込みなどの条件分岐が可能でカスタマイズ性が増します。

今回はSearch Tweets APIよりデータを定期取得する方法にて実装しています。

Search Tweets: Standard v1.1: https://developer.twitter.com/en/docs/twitter-api/v1/tweets/search/overview

プラグインのご紹介

https://github.com/ateliee/WpTwitterWidget

ダウンロードは上記URLより「Code」 -> 「Download ZIP」にて行えるので、ご自身のWordpressのプラグインフォルダにインストール後、指示に従いプラグインの設定を行ってください。

改変など自由に行って構いませんが、ご利用は自己責任にてお願い致します。

Twitter APIを利用する上での注意点

TwitterでAPIの利用にはアプリの登録・申請が必要になります。
申請方法などについては、全て英語になりますがネットで調べると多くの記事があるので下記などを参考にしてみてください。
https://www.itti.jp/web-direction/how-to-apply-for-twitter-api/

その他Twitter側での下記の注意点がありますのでご注意下さい。

※Twitter APIの取得制限について
無料枠の場合、7日前までのツイートが取得可能になっています。
有料プランなどを申し込むことでさらに伸ばすことが可能ですが無料でも利用可能です。
Premium Search APIの利用: https://developer.twitter.com/en/pricing/search-30day

※APIのレート制限について
Twitterの登録ユーザー数により前後しますが、1度の全ユーザーリクエストごとに複数回TwitterへのAPIリクエストをする必要があります。
そのため下記のレート制限に引っかからないよう注意が必要です。
アプリのレート制限: 15 分ウィンドウあたり 450 リクエスト
ユーザーレート制限: 15 分ウィンドウあたり 180 リクエスト
https://developer.twitter.com/en/docs/twitter-api/tweets/search/api-reference/get-tweets-search-recent#requests
ユーザー数が多くなった場合、リクエスト期間の頻度を下げる・APIトークンを追加するなどの対応が必要になります。

※tweetの表示にはガイドラインに従う必要がある
埋め込みAPIの使用が推奨されてはいるため、ツイート埋め込みwidgetをそのまま利用しています。
カスタマイズする場合は、UIガイドラインをよく読み対応してみてください。
https://developer.twitter.com/en/developer-terms/display-requirements

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