Chrome DevToolsのRecorder機能でユーザーフローの記録と解析をしよう
Web開発やテストの現場で役立つGoogle ChromeのRecorder機能を紹介します。このツールを使えば、ユーザー操作の記録、再生、解析を簡単に行えます。本記事では、その詳細と活用方法を解説します。
チュートリアル
https://developers.google.com/codelabs/devtools-recorder?hl=ja#0
Recorder機能の概要
RecorderはChrome DevToolsに統合された機能で、ユーザーの操作を記録し、再現できるツールです。この機能を使えば、以下の作業が効率化されます:
- 記録: ページ操作の詳細な記録。
- 再生: 再現可能な環境での動作確認。
- 性能測定: ボトルネック特定。
- 編集・エクスポート: フローのカスタマイズと共有。
Recorderの使い方
- Recorderパネルを開く
Chrome DevToolsを開き、「Recorder」タブを選択します。
- 新しい記録を作成
「Record」ボタンをクリックし、操作を開始。終了後「Stop」を押します。
- 記録したフローを再生
記録を選び「Play」で再生。動作を確認します。 - 記録の編集とエクスポート
ステップを編集、JSON形式で保存可能です。
活用例
- バグ再現: ユーザー操作を正確に記録し、特定の問題を再現。
- パフォーマンス測定: 操作ステップごとの時間を分析。
- QA効率化: 手動検証を自動化。
- 共有と協力: チーム間で再現可能なテストフローを共有。
利点と今後の展望
Recorderは手動操作の負担を軽減し、精度を向上させます。Googleは今後も機能拡張を予定しており、開発者にとってますます重要なツールとなるでしょう。
Recorder機能を活用して、開発とテストの生産性を向上させてみてください!