php4で使えない関数を簡単に使えるようにするライブラリ「upgrade.php」
仕事でさくら、ロリポップ、RapidやGMOなどあらゆるサーバーをさわることの多い私は、
サーバーの違いによって動作しない他社制作のプログラムをよく見ることがあります。
phpの場合、バージョンの違いによって使用できる関数や、できなくなった関数など多数存在するでしょう。
そういったことで、頭を悩ませたくない方にオススメしたいのが今回紹介する「upgrade.php」というライブラリ。
phpのバージョンの差異を埋めてくれる便利なプログラム
構造はいたってシンプルです。
upgrade.phpをサーバーにアップし、下記のように読み込むだけ。
[php]include(“upgrade.php”);[/php]
中身は、php4で使用できない関数を「function_exists関数」を使用し、なければ定義しています。
シンプルなクラス保管ライブラリとなります。
大抵はサーバーの移転にともなって、phpのバージョンが異なりシステム修正するコストが大幅にかかるので、
これさえあれば大抵の事例はカバーすることができるかと思います。
サポートされているのは下記のような関数
- json_encode
- json_decode
- http_build_query
- html_entity_decode
ほかにも多くの関数が使用できるようになりますので、ぜひご利用ください。
upgrade.phpのダウンロードについて
■upgrade.php
http://include-once.org/p/upgradephp/
上記URLの「download」よりダウンロードすることができます。